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※他団体に寄稿・発表したものも含みます。

≪ CONTENTS ≫
 

地球被災地釜石での災害廃棄物資源化と有害物無害化事業のご紹介

黄金の国ジパング平泉文化・岩手に於ける環境事業モデルのご紹介

年頭にあたって

隅田川花火について

経済のワールドカップ

緊急経済対策の提言

2010年、年頭所感

未曾有の危機について

しみじみの所感

松尾鉱山に生まれて・・・雲上の楽園再生

  循環型社会対応の廃棄物処理業
  環境経営と企業の社会的責任
  産業廃棄物処理・資源化の新潮流
  産業廃棄物処理業優良化に関する
事業概要と展望
  産業廃棄物処理事業の財務
  産業廃棄物処理業者のリスクマネジメント
  産業廃棄物処理業の営業展開
 

大型ビルの廃棄物管理

15年目を迎えて

14年目を迎えて

  13年目を迎えて
  設立12周年の所感


地球被災地釜石での災害廃棄物資源化と有害物無害化事業のご紹介


今春の東日本震災で犠牲になった、すべての方々のご冥福をお祈り申し上げます。 又、住む家や事業所等、築き上げた数々の財産を失われ、7か月過ぎて尚、未だに難儀されているすべての皆様へ心よりお見舞い申し上げます。そして、弊社の釜石工場の被災時にご心配を頂き、声を掛けて頂いた皆様、 厚く御礼申し上げます。

1.被災と復興の決意

弊社が釜石に企業立地した動機とは、岩手生まれの私が高度成長期から今日まで人生の大半を首都圏で過ごしてきたのですが、近年とみに疲弊し廃れる故郷の地域経済を見るにつけ、故郷を離れた団塊世代の社会的役割として、培った経験や人脈、情報等を晩年には、故郷のために使うべきであると考え、6年前環境装置の開発工場を釜石に構えた次第です。しかし、場所がすこぶる景色の良い釜石湾口の鉄工団地内にありましたので、今回の東北大津波で被災しました。お陰様で社員は全員無事でした。私自身も当日現地にいましたが、来客の予定が午前中に変わったことで九死に一生を得て、避難所で3日間過ごしました。当分の間釜石線や新幹線が復旧する目途が立たないので、 3月14日に撤収を決断して、徒歩で遠野に向かい、娘の嫁ぎ先の葛巻町に身を寄せて、生きている実感を家族と共に喜び一泊してからトラックに便乗し、被災地を18時間かけて縦断して無事、帰京
しました。
激烈な震災時に現地に居た事、津波に飲込まれた街で生かされた事、この一点で私の人生の方向性は定まりました。数多の犠牲者の無念な思いを生かすために、逃げず、怯え恐れず、津波に学び、津波を乗り越える事。災害被災物を無駄にせず、ガス化や炭化物等再生エネルギーの事業で、地域雇用と循環産業を創出して被災地域の国民生活を守る決意です。

 

2.災害廃棄物の資源化事業

弊社は被災直後、被災物処理に役立つことで会社の立て直しを図るべく、協力者のご支援を頂いてムゲンシステム(株)釜石工場地を本社とする、(株)銀河エナジーを5月に立上げました。7月に釜石市災害廃棄物処理試行事業公募資格要件にある地元廃棄物収集運搬業者として市に登録することが出来ましたので、お陰様で、今般事業本体を落札した産業振興・鹿島・タケエイJVの事業グループの一員として、片岸地区集積所の被災物中間処理施設において30人体制で現場作業に取組むことが出来ました。


3.有害物の無害化事業

8月に、積年の装置開発の実績と事業プロジェクトが縁で、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)のアスベスト含有災害廃棄物無害
化実証開発事業の再委託先に弊社の釜石工場が採択されました。本実証事業は、潟Xトリートデザイン、産業技術総合研究所、東京工大、秋田大と共同で行う形となっています。


【件名プログラム名】    
 (大項目)「アスベスト含有廃棄物の無害化実証開発」    
 (中項目)石綿含有震災廃棄物無害化及び再資源化処理の実証研究開発

【研究開発の目的及び内容】    
先の東日本大震災により発生した大量の廃棄物の中には、アスベストを含有する廃棄物も含まれており、その危険性から適切な処理が求められている。廃棄物の中からアスベストのみを選別することは極めて困難であり、その他の廃棄物との多少の混合があっても、アスベストを無害化できる処理法の実用化が望まれている。そこで本事業では、被災地で発生している大量のアスベスト含有廃棄物を安全に、且つ被災地のエネルギー事情に鑑み極力自立型のエネルギーを用いて無害化処理するための実証開発を行う。

4.結び

東日本大震災は、未来の日本を如何に作って行くかを我々国民に問うているのであり、東
京を関東大震災から復興させた郷土の先人後藤新平に学び、子孫のためにも挫ける訳には行きません。地震や津波は日本の宿命である事。東北の復旧・復興と津波に負けない国土建設は、来たるべき東京直下型地震や東南海地震への備えにほかなりません。又、被災地の復旧・復興を促進するための絆プロジェクトとして宮古市災害破棄物50万tを東京都で処理して頂くことになりましたが、地元に関る者として、今回の英断に心より感謝を申し上げる次第です。尚、被災地では今後も多くの困難が待ち受けていると思いますが、負けることなく力を合わせて、未来へ乗り越えて行きたいと思います。

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地球
黄金の国ジパング平泉文化・岩手に於ける環境事業モデルのご紹介


1.事業名  地域特性に立脚した釜石・資源エネルギー循環事業

2.事業の特徴、概要(独自性、競合性、市場性・成長性)

(1)独自性
・自然と共存する、産業連環的な再生資源・エネルギー
・熱分解や溶融炉による廃棄物の資源・エネルギー循環
・残渣や有害物質の溶融処理による自己完結型処理施設
・循環資源の入り口と再生品の出口の地域的需要の存在
・釜石リサイクルポートを繋ぐ、全国と海外展開の展望

(2)競合性
持続可能な社会に向けた廃棄物の再資源化事業という理想は、経済性が成り立たなければ画餅に過ぎない。従って本事業は、循環型社会の構築と言う社会事業としての使命を全うしつつも、これまで培った技術に基き段階的に事業を構成して差別的な収益性を確保する。

A 医療廃棄物油化事業
・本油化施設は、既存の大型焼却施設と比較してイニシャルコストとランニングコストを 低減させることができるため、収益性が高く焼却処理に比べCO2の排出を激減させることが出来る。

B 有害物質溶融無害化事業
・本溶融施設は、小型でコンパクトなため、地域の有害物を分散型で溶融無害化できる。 本溶融炉は1500℃以上の高温処理が可能なので、有害廃棄物を無害化処理できる。

C その他
・事業の推移を踏まえて、混合廃棄物の燃料や食品廃棄物の肥飼料の製造事業に着手する。

(3)市場性・成長性
本釜石環境事業は、廃棄物の処理に関る環境負荷を軽減すると共に地域経済の活性と地域 雇用を創出させる資源循環事業モデルである。

以上

PS.事業の成功を祈って打ち込んでいます。

   http://www.youtube.com/watch?v=GRCDow4n4sM

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地球 年頭にあたって


年末年初1月の半ばを過ぎて尚、首都圏を除く全国で降雪や強風に見舞われておりますが、 八幡平山麓、海抜1000メートルの雲上の楽園で生まれ育った身として、美しくも厳しい冬将軍の寒さに負けない毎日をお過ごしの方々のご苦労を、心よりお見舞いを申し上げます。

全国的に荒れ、首都圏のみが晴れるという気象現象は、奇しくも日本経済と重なります。プラザ合意によってバブルが弾かれ、グローバル化の名の下で外資ハゲタカに国富を渡し、 失われた20年間トップレベルの国際競争力は地に落ち、不況の閉塞感が国中に溢れます。

不況の原因は、輸出産業と東京一極集中のエンジンで経済を成長させるという経済政策とゼロ金利で金融機関に溜った資金が国内に流れず、米国債を買い支える金融政策及び長いデフレ下であるにも関わらず緊縮と増税の財政再建政策を進めた政策的な誤りにあります。

設備投資や個人消費が活性化する内需拡大策が待たれます。そして、自動車や家電製品に見るように国際競争力を低価格で争えば韓国や中国始め新興国の後塵を拝してしまうので、ベンツやBMWが信仰になるように、差罰的な品質の競争力で活路を開くしかありません。

又、明治廃藩置県以来の中央集権による全国一律金太郎飴政策が限界に来ているのであり、霞が関や首都機能の移転、道州制や廃県置藩ともいうべき地方分権による自治能力の強化、日本人の地政学的知恵である地域と文化の多様性こそが我国を再生させるものと思います。

本年も社員一同精進して参りますので、変わらぬご指導ご鞭撻、宜しくお願い致します。

因みに、下手な趣味ですが、今流行りのYouTubeで新年のご挨拶とさせて頂きます。

http://www.youtube.com/watch?v=jI7b9XkZlQ4



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地球隅田川花火について

 江戸両国川開き花火を受け継いで再開33回目を迎えた隅田川花火大会を見て来ました。 2万発の打ち上げがあるとのことでさぞや豪勢賑やか至極と期待に胸を膨らませていた のですが、余りの人の多さで花火の全容を見るポイントに辿り着くことを断念しました。

  浅草駅周辺は人で溢れているだろうからと手前の蔵前橋駅で降りました。ところが同じ 考えの人々が思いの外多く蔵前橋周辺の歩行者天国になっている車道に人が溢れて花火 の音は盛大に聞こえるのですが、ビル群の陰に隠れて花火の全容を見る事ができません。

  少しはマシな花火のお姿を見てみたいと厩橋向かうと通行止めで身動きが出来ない状況。 仕方なく一つ離れた蔵前橋上から見ようと引き返し橋に向かうと今度は蔵前橋上が一方 通行になっているから蔵前橋には蔵前方向から近づくなという事態に熱意が失せました。

  花火見物が暗転して死亡事故を起こした例が過去にあるので、自動車の交通規制の如く 歩行者も通行規制されるのは仕方無い事と思います。しかし、立ち止まるな、列を乱すな、決められたコースを歩けと羊の如く押し黙って見る花火は、果たして美しいのだろうか?

  隅田川の河川敷は国土交通省の景観を守るテラス整備が図られていますが、コンクリートで固められて巾は狭く見物会場に限りがあります。護岸壁には車歩道とビル群が密集して都市化が極限まで進んでいるので、花火に集う100万人は2芯円を描き車歩道に溢れます。

 猛暑の解消を求めての花火見物でしたが、広い夜空や涼しい夜の川風は望むべくもなく、ビルの陰から望む花火のかけらを見て満足するしかないと諦めては車道に座り込む人々。私と言えば花火はこんなもんじゃないと不完全燃焼となり、来たこと自体を後悔しました。

 江戸川・市川の花火では、河川敷の土手に寝転がってお腹で尺玉の轟音を堪能出来ました。 小山市の花火では同じ2万発で、花火のスケールと広い夜空や涼しい夜風がご馳走でした。 秋田大曲では花火の匠が技を競う緊張感に溢れ、夜空が3Dの壮大なキャンバスでした。

 隅田川花火に容量の無い所に無理に人工的解決を余儀なくする都市計画の限界が見えます。 花火大会は自然に抱かれ生かされている人間が自然と祖先に感謝の気持ちを込め行う儀式でなくなった時、味気なく砂を噛むような疎外感が会場に横溢するのも自然の成行きです。

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地球経済のワールドカップ

 

岡田ジャパンがサッカーワールドカップで決勝リーグへ進出するという予想外の活躍で、日本中が沸き立ちました。試行錯誤の果てに本番前の試合で連戦連敗するという修羅場をくぐって得た無心の集中力と厚い団結力が、ベスト16入りという快挙の原動力でした。
  日本経済はGDPが2位、3位を争うサッカー以上の成績でありながら中小企業は常に資金繰りに苦しみ、ベンチャー企業を育てず、有意の個人は雇用不安と生活苦を抱えて、石川啄木が生きた頃と何も変わらぬ今の我国の時代閉塞の現状を如何にして突破するのか。
  日本の企業が持っていた金型技術、特殊鋼や半導体等々の固有技術が政治的無策の内に個別企業の事情で海外流出した結果、物造り技術を世界に誇った日本は何時の間にか国際市場では新幹線や半導体が象徴するように中国や韓国の後塵を拝する事態となっています。
  ロボット技術の進化によって生産現場から人間を駆逐する経済の目的と手段の逆転現象、市場原理による大企業の過剰内部留保と社会的ワーキングプアの量産、安い土地と人件費を希求する国際価格競争構造、地方の過疎化と東京の一極集中の加速の先にあるものは?
  真面目で勤勉な先人が築いた日本国民が袋小路の中で不幸であってはならない。水と緑の豊かな自然条件にある国民の自殺率が何時までも高くあってはならない。属国として国民の金融財産が何時の間にか他国に吸い上げられる関係を何時までも忍従してはならない。
  日本の閉塞感の主因は少子高齢化による社会需要の縮小と現存生産力の過剰にあります。更に、金融と先物取引市場の暴走抑止システムが不在であるが、その先に見えているのは、自動車や発電等基幹分野での脱化石燃料による産業とエネルギー構造の歴史的転換期です。
  従って、環境や再生エネルギー分野では中小企業が世界にも挑戦する余地が見えます。地球の持続可能性に繋がる事業に異を唱える民族はなく、交通網と軍事技術の進歩で地球自体が島国となった世界では、日本の自然思想と環境技術が市場性を持つのだと思います。
  汚染土壌や汚濁水質の浄化技術、廃棄物の乾燥・炭化・油化等資源化技術、焼却・溶融等廃棄物の適正処理技術、太陽光・小水力・地熱等再生エネルギー技術、2次電池等蓄電池技術分野等は日本の金融機関が余り機能せずとも世界の市場自体が放っては置きません。
  汎用品はアジア諸国に譲り高技術と少量生産によるブランドの販売戦略、産業の環境化及び自然回帰、資源エネルギー循環経済社会モデルの極限化、耕作放棄地を再生しての有機農業と囲まれた海を生かしての栽培漁業による食糧自給等々愚痴を言う暇はありません。

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地球緊急経済対策の提言

 

 リーマンショックで露呈した国際金融危機は思いの外深刻なようです。上海万博特需が収束する今年半ばから来年以降は更に、デリバティブという金融工学で複雑に証券化した世界中の時限爆弾が、ドルと米国債の印刷によっても隠蔽しきれなくなる可能性が高く、ギリシャを筆頭とするヨーロッパやアメリカ本国では金融が一気に破裂する事態を避けることが出来なくなり、その時現在のドル・石油基軸通貨は崩壊を迎える事態が予想されます。時代を閉塞させる日本の未曾有の危機は、世界的な経済構造の大激動の只中にあります。
従って、明治維新がそうであったように旧体制の旧支配勢力に、歴史を動かすビジョンはなく、国益や国民益を考える志も既になく、既得権益をひたすら守ることしか出来ません。
奇しくも昨年から2月にかけての東京地検特捜部の見込捜査とリーク情報によるマスコミの常軌を逸した世論操作に、日本を変えたくないという総意思を垣間見ることができます。

 プラザ合意以降、GDPが長年アメリカに次ぐ世界第2位を続けても、財政が破綻するほどの公共事業中心の内需拡大策を講じても、アメリカの年次改革要望書に忠実に劇場型政治と金融再編を進めても、国際金融業務のための国際会計基準で大手銀行の自己資本比率が向上しても、トヨタ自動車の販売台数世界第1位になったとしても、国民に豊かさが還元されることのない日本経済とは何か?そろそろ国民が草莽崛起すべき時が来たようです。

 国民のための、国益のための日本経済再生のヒントは、立法・行政・司法・経済・文化等過度の東京一極集中に象徴される中央集権システムの制度疲労にあります。国会議事堂は東京でも霞ヶ関は名古屋、最高裁判所は大阪という機能分散と道州制による行政組織の再編は内需を喚起し、直下型震災等の危機対策を両立させます。そして、独立国家としての資源・エネルギーと食料自給のグランドデザインへのシフトチェンジが肝要かと思います。

 具体的には、国際競争力のある産業技術を育成し化石燃料から再生エネルギーへの燃料革命で日本が国際的なトップランナーになること。国土の7割を占める林野と耕作放棄地を雇用対策と生産品質向上に活用し農林業を持続可能なものとすること。年4億5千万tの全廃棄物を地域分散型で資源化する事業により廃棄物処理をマイナスの社会コストから雇用と技術を創出する環境産業に換えること等を国民は自己責任で果すべき時と思います。

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地球2010年、年頭所感


 新年明けましておめでとうございます。
関東地方沿岸部は、晴天に恵まれて穏やかなお正月三が日でしたが、 山陰、北陸、東北地方や山岳部は、厳しい寒波と豪雪の新年でした。
日本列島の気候風土の多様性は、地域文化の豊饒性を支えるもので、 有難く受け止め、静かに本年の進め方の決意を固めたいと思います。

・廃棄物の資源循環事業と感染症の蔓延防止サービスの品質を高める。
・CO2の排出を減らす廃棄物処理方法により、地球温暖化を防止する。
・環境装置技術開発により、産業と雇用を創出して地域経済を支える。
・資源循環事業で、化石燃料から再生エネルギーへの産業革命を担う。
・有害物の経済合理的無害化装置で、社会費用と環境負荷を軽減する。
・廃棄物処理事業業界への社会的偏見が氷解するよう、自助努力する。
・日本の内需を支えるため、能力主義ではあるが終身雇用を堅持する。
・国内事業の経験と実績を生かし、臆せず海外で環境事業を展開する。

本年もご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申上げます。

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地球未曾有の危機について

 立春も過ぎて日差しも日増しに和らぎ、梅便りも加えてもう、春が間近であることを感じます。金融市場の収縮、実体経済の低迷、雇用の不安、政治の不在・・・未曾有の危機的状況ですが、元々、金融工学と政治力学で作られた壮大な虚構の世界が、必然的に破綻したのかもしれません。 証券化やレバレッジで実態の10倍に膨らました金融に、我先に乗った輸出産業の過剰生産体制。 正義や改革として語られたものが、時系列で整理してみると打算と蓄財の方便に過ぎなかった姿 が垣間見えます。古の人が語るように、奢れる者久しからず。謙虚に他山の石としたいものです。ともあれ地球の温暖化とは逆に、世界経済が氷河期を迎えたような厳しい状況ですが、緑と水が豊富で、耕す耕地があり、多様な地域と真面目で勤勉な国民がいれば、恐れる事はないのでは・・・。

  耕作放棄地や森林の再生による地域の雇用創出から始めて、更に地域を活性化する道州制の導入 。 日本の技術がなければ、飛行機や原子力発電所も動かず、世界の環境浄化と資源・エネルギーの効率的利用に日本が果す役割は大きいと思います。
他者、他国を踏み台にするのではなく、相手 を生かすことによって成り立つ経済こそが、経世済民たる本来の持続可能な経済と思いますので、 甚だ微力ですが廃棄物を資源・エネルギーに変える仕事でコツコツ役立って参りたいと思います。

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地球しみじみの所感

    この頃事業を進めてゆく上で、人に勝る財産は無いということを噛み締めております。

   人口爆発と化石燃料の浪費で地球のがん細胞と化した人間が、地球環境と調和して生

   き てゆく社会を構築するためは、廃棄物を資源化する、経済合理的な循環装置が必須

   です。 弊社はこうした装置を、生の現場を知るものとして社会提供するのだという志を立

   てて、5年前に事業化して取り組むことと致しました。しかし、人的手掛りの少ない未踏の

   事業分野なので、メーカーとしての形を成すのに想いの外、労力と時間が掛ってしまいま

   した。この間の仕事を通して、得がたい貴重な経験をして参りましたが、様々な方々のご

   指導やご支援のお陰で、トンネルの先に確かな明かりを見ることができるようになりました。

   

    急激な温暖化や経済成長による世界的な食糧危機と資源・エネルギーの争奪戦の中で、

   人間が地球の再生能力の範囲内で生きてゆく事を怠れば、人類はその滅亡を免れること

   ができません。従って環境を抜きにして、国際的に人間の経済活動が成り立たない重大な

   局面を迎えております。弊社は、これまでの廃棄物処理の現場で培った経験、人脈、情報、

   環境技術を生かして、我国とアジアの資源循環に役立ちながら、子孫に豊かな自然を渡す

   ため、 持続可能な社会の実現に向けて社員一同、一層奮闘して参りたいと思う次第です。

 

     
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地球 松尾鉱山に生れて・・・雲上の楽園再生

 目前に雄大な岩手山、国立公園八幡平の懐に抱かれた松尾鉱山の盛衰は近代日本の産業史であり、そこで働き暮した人々の波乱の生活史であった。国際的エネルギー構造が石炭から石油へと向かい、石油化学プラントの脱硫装置から副産物として硫黄が取れることによって、人海戦術の鉱山採掘は競争力を失う。美しくも厳しい、取分け冬は烈風吹きすさぶ自然条件であっても、生活インフラ水準と労働条件の良さで「雲上の楽園」と呼ばれた松尾鉱山はその歴史的な役割を終えることとなった。1960年代に図らずも全国に散った松尾鉱山関係者に、負の遺産をバネにして地域の再生に挑戦する未来への展望を伝えたい。

 

 柳青める北上川の源流に注ぐ松尾鉱山の坑廃水がPH2の強酸性であるため、中和処理に掛かる年間の費用5億円は、県と国の財政を半永久的に圧迫する。このため岩手県の環境問題の筆頭に旧松尾鉱山は、負の遺産として語られているが、果たしてそうだろうか・・・?

 昨年から松尾鉱山跡に木を植える「森びとプロジェクト」等全国的規模の運動が始ったのだが、これに連帯する形で、松尾鉱山出身者として雲上の楽園再生のビジョンを提示して、子孫に繋がる未来への展望を切り開きたいと思う。

 

 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構が坑廃水を管理する、中和処理施設で使われる炭酸カルシウム7000tは、三陸沿岸で毎年産業廃棄物として排出される牡蠣ガラ6000tを活用すれば良いのではないか。毎分17tの坑廃水は発電のエネルギーに転換できるのではないか。松尾鉱山跡周辺が温泉施設に囲まれる休火山地帯であるなら地熱発電事業も可能なのではないだろうか。こうした、自然エネルギーを活用する発電事業は、温暖化を加速させる化石燃料発電の代替案であり、鉱山跡に自然エネルギー発電事業が実現すれば、年間5億円に及ぶ中和処理施設費用を相殺できるのではないか。この仕組みは産・学の地域事業にすれば、経済産業省や環境省等国や県も支援しやすいのではないか。

 

 更に地域の経済的基盤を補完するために、玉川や草津は強酸性こそ売り物の温泉であり、地域観光経済の基幹をなしていることに習い、春夏秋は八幡平、岩手山の360度大パノラマを楽しむ、湯治と絶景の掛け流し温泉、冬は本土で希少なパウダースノースキー場として、地球裏側の豪州等からのスキー愛好者を呼び寄せる国際観光事業も成立つのではないか。

 

 より一層、雲上の楽園としての集客構造を強化するなら、奥州平泉を想念したマルコポーロ「黄金の国ジパング」の経済を支えた鉱山技術を伝える北東北の鉱山産業遺産群、又は縄文街道のストーンサークル遺産群は、世界文化遺産登録を目指して、北東北3県周辺市町村挙げて広報宣伝活動すべきではないか。

 

 こうした雲上の楽園再生ビジョンは、一見荒唐無稽に見えるのかもしれないが、着実な技術と熱い人脈を丁寧に繋げてゆくならば、必ずや山は動くと確信しつつ、関係者皆様に呼びかける次第である。


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地球 循環型社会対応の廃棄物処理業

北九州市のエコタウン・プロジェクトは、積極的行政と先進的研究機関の協力の下に地域の基幹技術と産業集積が総花的に連携して理想的な循環型地域経済を構築しているように見える。地域特性を生かした行政手腕による所が大きい。 しかし、東京集中による日本再生なるものと同じく、他地域に循環産業の過疎をもたらすような一極集中が循環型社会形成において万能であるとは考えない。

弊社が現在釜石に企業立地して環境装置の開発と販売に取り組み、会社設立の本来の目的である資源循環事業のスタートラインに立った主旨は以下である。

現在、平均的生活レベルで一家に複数の自家用車を持ち輸入食料を飽食していながら、資源エネルギーと食料を自給できない我国を取り巻く国際情況は、米国式グローバリズムと中国の対決が必至であり、世界的人口爆発も加わって、原油市場の投機的高騰と近未来の食糧危機は、避けがたい現実であると思う。国家の独立と尊厳そして子孫を守るために、年間4億5千万tに上る廃棄物は負の社会コストでなく、地域経済に資する産業により適切に未利用資源として社会的に有効活用すべきであると考える。

経済の裏づけのない理想は寝言にとどまるが経済産業省も認めるように環境事業は数少ない将来の成長分野であり、弊社は大手資本が競合参入し難いオンリーワン事業として

@釜石発の医療廃棄物資源化装置
A廃プラスチックの油化装置と再生油の小型精製装置
B有害物質の無害化装置
C地域資源循環のための木質バイオマス炭化装置
D食品廃棄物肥飼料化のための乾燥装置等
を複合的に製造・販売してゆく所存である。

釜石市の地場産業として先駆的に事業化に取り組むことにより、弊社環境装置の販売市場は国内市場としての未利用資源の排出事業所と地域の中間処理資源循環施設はもとより、釜石市の港湾立地を生かして、今後工業化が進み、環境対応が増大する隣人、アジア地域への直接輸出を想定する。  

マルコポーロの「東方見聞録」に云われる“黄金の国ジパング”とは岩手県の祖先である藤原三代平泉文化時代の繁栄を指すものと理解するならば、数多の厳しい条件の中で黄金の国を築いた先人に学び、美しい自然に抱かれる釜石の港湾特性、産業技術の集積、忍耐強く勤勉なマンパワーを生かして、自然と共存し世界と協調する新たな黄金の国を、環境首都である岩手の地に、地域の方々と共に造って参りたいと思う次第である。


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地球 環境経営と企業の社会的責任

人間の社会活動の中で環境と経済は対立軸ではなく、自然の再生能力の範囲内で持続可能な経済活動することが、21世紀以降の人類生存の最低条件である。46億年わたる全地球史の中でその摂理を軽んずれば、人類は一瞬の瞬きに過ぎない軽薄な存在として大地に埋没するだろう。
従って、大量生産、大量消費、大量破壊の20世紀を経て今世紀の人類を救うものは技術の進歩に留まらず、自然と調和するという意思であり哲学と精神である。環境と調和して生きとし生けるものの多様性を認め、相互尊重の豊かな気持ちで森羅万象と共にゆったりと生きるという、一万年に亘る縄文文化の悠久性は、人類の持続可能性に向けてむしろ次世代型の思想として見直すべきである。

経済の発展と産業技術の進歩の目的とは、人間の増殖で痛んだ自然環境の修復と荒野のように乾いた人間自身の再生のためにあるのではないか。

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地球 産業廃棄物処理・資源化の新潮流

 食料と資源・エネルギー自給の国家戦略が無い国は世界でも稀であり、敗戦後今だにその事態が改善されないことは、我国の政治的指導者層が国家の独立と国民の尊厳を守る気概を喪失していることを示している。

100%自給できず、戦略的に枯渇する石油資源に聳える油上の楼閣は繁栄のピークが高ければ高いほど、転落する底も深いのではないか。太平洋戦争は石油資源を遮断された日本の生存権を掛けた戦争だったという過去の歴史経験が、近未来の日本の国家戦略どん詰まり時の再選択肢にならないことを望む。

 一国の問題に留まらず、地球を破滅させる権利は人類にはない。今世紀に100億の人口を突破するとされる人類の未来を、市場経済のマネーゲーム博打場に託して、果たして良いのだろうか? 成長の限界を知る経済。人類とあらゆる生物を持続可能な未来に繋げる循環型社会のための産業技術と社会システムの開発は思いの外、果たす役割が大きい。

 国土が狭く人口密度が高い日本固有の廃棄物焼却技術・ダイオキシン対策、最終処分場維持管理・延命技術は今後の新たなグローバルスタンダードと思う。 加えて、食品廃棄物の飼料化システム、廃プラの再生油化技術、廃繊維や廃木質の炭化ナノ技術等資源循環事業は食料とエネルギーの自給に向け、静脈産業のニッチとして大きなポテンシャルを秘めている。

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産業廃棄物処理業優良化に関する 事業概要と展望


廃棄物処理業界の歴史は、室町時代まで遡らなければ本質が見えてこない。 日本社会は戦後60年を経た今日まで、深く底に沈んだ闇によって支えられて来たのだ。バブル崩壊と失われた10年と呼ばれる臭い物に蓋の政治経済過程もそうした構造を見事に映し出している。

  優良化事業は一義的に、静脈産業をこうした闇社会から切り離す仕組みと捉えたい。しかし、環境基本法を頂点として資源循環のための関連法案が整備されて行く過程は、闇対策であると同時に数多のの中小零細産廃同業者を一気呵成に排除して既存素材産業大手資本に静脈事業参入の道を開放するためのプロセスでもある。  我々独立系産廃業者の競合相手とはお山の大将的な同業者ではなく、既存設備を活用して片手間仕事をやってのける、大手製鉄、精錬、セメント会社である。静脈産業の一翼を担い、資源循環の大儀を末永く果たして行くためには、独自性こそが生命線であり、優良化事業のシステムによって大手資本と同じ土俵にのりながら、技術開発や人材育成の面で遅れをとってはならない。

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地球 産業廃棄物処理事業の財務


  首都圏の地価暴落に歯止めが掛かり、行き場を失った余剰マネーの思惑で、一時的に株高が演出され景気が回復しているようにみえるが、国内経済の未来を担う事業者創業と廃業のバランスはいかばかりであろうか?日本経済を支えているのはゼロ金利とリストラ効果及びオリンピックの中国特需に沸く大手だけではないであろう。  

 廃棄物処理業者の置かれる環境は厳しく債務超過の会社に今後融資の可能性は全くないという。自慢ではないが独立創業の我社は会社設立以来10年間、債務超過の連続であった。過小資本の下で許可を得るため、特殊車両と駐車場及び運転手を確保し、経営破綻のリスク覚悟で先行投資をしなければ資源循環の大義が始らない中で、徒手空拳の創業者を支えたのは会計基準を満足させるための投資家の資金や助成金ではなく、社会のためという少しの志ともう後に引けないという、断崖絶壁に置かれた者の自己責任の無間地獄の醍醐味である。
人間こうした中に身を置くと不思議と自然に起死回生の知恵が湧くものである。世によく言われるように、正しく乞食と社長は3日やったら止められないのだ。

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sen

地球 産業廃棄物処理業者のリスクマネジメント


  有限責任とはいえ日本でのオーナー経営者の自己責任の社会的対処法は、時として、命をもってあがなわなければならないほど厳しく、過酷なものである。従って、資源循環業の経営とは、社会的、経済的、政治的、技術的、災害対策等あらゆる事態を可能な限り想定して来るべきリスクに備えなければならない。

  一方、十年前6千人を超す死者を出した阪神淡路の震災の経緯で見たものは、国というものが国民の生命財産を守る機能を完全に失っている姿だった。国民に対して自己責任を問う我国の指導者や政治家はこれまでどれほどの自己責任を戦前戦後に亘り、国民に向かって歴史的に果たして来たのだろうか?
かつて、我国は太平洋戦争時中国とアメリカに同時に戦争を仕掛けて、為政者が国民に100%勝ち目の無い戦争を強いておきながら、それを遂行した者達の責任構造は恐るべき真空状態であった。結局国民総懺悔で済ましたのである。
国の許認可権が象徴する現在の行政構造も今だ1940年体制そのもので、日本は、最強の社会主義国といわれる所以である。1000兆円を越える公的債務と財政破綻、改革の名の下に公的資金投入して外資に二束三文で国民の財産を売り渡した者達の社会責任、地方の疲弊を省みず行政改革の名の下に焼け太って行く者達の社会責任を国民は子孫のために、自己責任で問うべきである。

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地球 産業廃棄物処理業の営業展開


 J社の営業展開は地域の歴史風土に立脚して、異業種的事業へと発展的にリスク分散を図りながら、廃棄物処理業の社会的責任を固有の時代背景に則して果たしておられることに敬意を表するものである。情報と人脈のネットワークに恵まれた経営層の努力の賜物であると推察する。
吉野家の例を見るまでもなく、単品経営は時代変化のスピードが一層加速している現在においては、 経営基盤が脆弱極まりない。私も事業は3分割が黄金率であると思っている。

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地球 大型ビルの廃棄物管理


  13年前に独立創業して廃棄物の収集運搬で社歴を築いてきた弊社にとって、T氏の講義は実に具体的で率直あり、処理業者の課題である廃棄物資源化率の向上に向けた取り組みの種々の方法について、参考とすべきところも多い。

  古紙や鉄くず、アルミ、ガラスなどのリサイクルは経済合理性に裏づけられて、社会的なシステムの完成度が高まっているが、廃プラスチックやペットボトルそして生ゴミのリサイクルは、資源化技術と社会システムが経済的に二律背反となっているため、排出元での分別や収集作業の労苦が徒労に帰す場合も少なくない。

  現場に則して言えば、東京都清掃工場の焼却能力は約1万5千t/日に対して、一廃の排出量は約1万t/日である。一日5千tもの焼却余力を、都内から排出される膨大な産廃の処理に、サーマルリサイクルとして有効活用すべきと誰もが考えるが、行政の縦割りの壁で無駄の多い複雑な仕組みと仕掛けだけが社会化している。

  又、家電や自動車リサイクルはメーカー責任の名によって、既存産廃業者をリサイクル産業分野から排除するための仕組みであると捉えるが、廃棄物を真に資源化する社会システムの経済合理性は行政が法律の体系を整備するために事前に諮る有識者と呼ばれる人々の諮問会議の中に、廃棄物現場を熟知して、子孫のために廃棄物の未来を語る廃棄物処理業関係者代表の建設的提言がなければ最後まで完成しないものであると思えてならない。

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地球 設立15年目を迎えて

 

仕事で東京と釜石の間を毎週のように行き来すると、四季の変化の味わいを存分に堪能する事ができます。今、地方は圧倒的な新緑の生命エネルギーに満ち溢れています。車窓から眺める緑の大地に、植物こそ地球の主役であると実感します。三陸釜石の起伏に富む明るい海岸線、遠野から花巻へ抜ける貞任伝説の里山風景、北上川縫う北上市と奥州市、トンネルを抜けて確認する平泉、一関の風土、遠くに栗駒山を望む遥かな仙台平野、蔵王に始り、磐梯山、那須岳、日光連山、正月だけ望める富士山へ続く、国乱れて山河あり。そして、首都圏の特徴である、過密集するコンクリート建築群と東京ならではの夜景の幻影。東京と岩手に留まらず、日本列島全国津々浦々、隈なく緑豊かな自然と歴史文化の地域的多様性こそが、日本固有の財産であり、日本再生の不動の原動力なのだと思っております。

 東京一極集中は国土の荒廃を招くものと危惧します。不動産ファンドによる超高層ビルや共同住宅工事は、東京に一時的な建設特需を作り出したとしても、人口減少の社会構造下では供給過剰での破綻が見えて来ます。京都議定書に反して、この10年で日本のCO 2 の排出量が増加した主因が何であるかは、沖縄を除く全国の桜の開花が、東京からスタートする異常現象に如実に現れています。又、迫り来る直下型地震等の災害時には、被害の一極集中という地獄絵図を避けることができません。東京の百年先を見据え、銀座や日本橋地区の繁華街を駆け抜ける昭和通りに、ドライブスルーの壮大な立体交差点網を作った先人、後藤新平氏に学ぶべきは多いと思います。

 市場経済は、特定の国益が増殖する行く手に、食糧危機や戦争すらも必然としています。経済は人間の生きる手段に過ぎないにも拘らず、絶えざる成長が目的と化して、地球上をグローバリズムというパワーゲームが竜巻現象のように駆け巡っています。自然は事ここに至って、人口爆発や物欲に駆られて地球の癌細胞と化した人類に対して、急速な温暖化現象と異常気象で応え、即時退場を警告しています。豊穣な自然に生かされ、自然を神としてきた日本人は、自然を収奪して、人類を集団自殺へと導いて行く、投機的市場経済を超克する代案として、地球環境と調和する自然資本主義という持続可能な循環経済を構築して、世界に範を示すべき時代状況となっています。

 弊社の事業はこうした理念から、廃棄物を資源と捉える循環経済の構築をその目的として参りました。 設立以来15年目を迎え、首都圏での既存の廃棄物適正処理事業を基盤として、釜石での環境装置の開発・製造・販売事業は、本年アスベスト溶融装置と混合廃プラスチック油化装置として貴重な実績を積むことができました。弊社の装置は、最終処分場を必要としない、自己完結型廃棄物資源化装置として、地域資源循環に寄与するものです。先駆的な環境事業を通じた地域貢献による、日本再生と資源循環型環境技術の世界的普及による、持続可能な地球環境の実現ために、団塊世代の歴史的責任を果すべく、故郷の地岩手に根を張って、精進して参る所存です。今後とも、ご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

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    地球 14年めを迎えて

平成5年6月に独立創業して14年目を迎えることができました。
創業の動機は組織の中で自分を萎縮させてゆく、生業としてのサラーリーマン生活に違和感を覚えていた事と、 バブル崩壊後、成長の限界が謳われ、地球環境問題が看過できなくなった状況下で、 自分の働き場所を環境事業に置きたいという思いが弾けたことです。

会社の設立は有限会社の資本金をカードローンで作り、 国民金融公庫の融資制度上印刷業の暖簾分けとしてスタートしました。 印刷業に留まるための会社ではないので、私、家内、同志社員2名計4名の所帯でした。

名は会社の体を表すので社名には拘りました。 有限な地球の無限の存在を願うという意味の“ムゲンシステム”に辿り着くのに3日かかりました。 お陰で、社名を悪く言う人はいません。

経験なく、実績なく、運転資金少ない中で、会社を如何に継続させてゆくかは経営者の腕の見せ所。 本店の場所は東京のど真ん中中央区にしました。 賃料や諸経費は掛るが顧客の密集度は群を抜いています。 狙いは同業他社が少ない中で、地場産業としての実績をつくることです。 取敢えずは、得意な印刷請負業としての売上げをつくり運転資金としました。



環境事業は一番参入障壁の高い、医療廃棄物分野の特別管理産業廃棄物収集運搬業としました。 先行投資をして保冷車を買い、車庫を借りて業の許可を取ってからの営業戦略は “人の嫌がる裏の道”路線です。 誰でも狙いたがる競争の激しい大型病院ではなく、事業対象として個人病院、診療所、クリニック等を 廃棄物単体でなく院内清掃、印刷等の複合サービスで包み込む方針としました。 顧客に感謝され、絶対数を増やして行けば、採算性が確保できると考え、我武者羅に営業しました。 設立3年目になって漸く狙い通りに、江戸川区の病院から最初の廃棄物処理を受けた時は、 顧客倉庫で受け取った、紙オムツ入りのダンボール容器を思わず抱き絞めたものです。 しかし、収集運搬業も特別管理廃棄物単体では営業相対的に弱いので、23区一般廃棄物、首都圏の 産業廃棄物等も取得して、競争力と顧客満足度を高めることとしました。

必要とする先行投資の財務的な重みに耐え、印刷業から廃棄物処理業への業態転換を進める過程で、 創業以来、決算の累損がどんどん堆積していきました。 その他、労務管理等での波乱万丈の経緯の中、単年度決算で黒字が出せるようになったのは6年目、 債務超過を脱することができたのは10年目になってからでした。



財務改善によって 翌11年目に環境装置の開発、製造を目的とした環境技術事業部を開設致しました。 創業目的は地下資源の乏しい我が国での廃棄物資源化事業にあるので、間接金融主体の資金調達下、 創業時志した事業のスタートラインに立つ為には幾星霜、10年の歳月を必要としたのです。

昨年、生まれ故郷岩手県の地域経済活性化に少しでも役立つ事ができればと思い、釜石鉄工団地にて 環境装置の開発、製造、国内販売、輸出及び地域資源循環業の拠点を構えることにしました。

私の場合、「志」以外全くの徒手空拳で、何も無いどころか資本金を借金して事業を始めました。 盲目 蛇に怖じずとでも言うのでしょうか、自己責任でとにかく自分が好きな仕事をしているので、 創業以来14年の間、不思議に辛いと思ったことは一度も無いのです。 唯々、家族と社員の協力が有難いと思います。

取り分け、異業種環境交流会での環境装置スーパー技術者との交友、釜石鉄工団地競売物件の存在、 彼我環境ネットワークの人脈形成等、釜石環境技術センターに至るまで、偶然綾なす数々の出会いは、 事ここに至って、「志」こそが創造してきた、正しく必然に思えてなりません。


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地球 13年めを迎えて


 お蔭様で6月17日、設立13年目を無事に迎えることができましたことを感謝申し上げます。

  弊社は本年、リサイクル事例を持たない複合素材の混合廃プラスチックを技術的,システム的及び段階的に資源化して、廃棄物の発生抑制と再利用を実現する資源循環の事業実証を行いたいと思っております。

  第一段階として、医療廃棄物資源化装置の販売展開のため「釜石環境技術センター」を開設して、釜石市に企業立地する予定です。市のエコタウン構想に呼応して循環型社会形成を促進してゆくために、医療廃棄物の排出元小型分散油化処理と一次生成物の集中管理事業を行うべく、目下リサイクル施設許可申請の事前協議を重ねているところでございます。

  そして地元の方々と情報交換する中でFRP廃船処理が地域の課題になっておりますが、弊社 が進めてきた油化処理の実用技術を応用開発することで、その効率的な解決が図れると考えておりますので、その暁には第二段階として、地元の方々と連携した固有の事業化が可能であると判断しております。


 又、市の港湾特性と技術集積等を日本の未来のために生かすならば、本事業の延長線上に、第三段階の最終目標として日本全国でリサイクルすることなく焼却処理や埋立処理をされている混合廃プラスチックを経済合理的に再利用する、地域・石油資源循環事業の展開を粛々と進めて参りたいと思っております。

事業の展望について

1.はじめに
  国内的な人口減少により日本経済が成長の限界を迎えるなかで経済産業省の予測が示すように、環境関連事業は数少ない成長分野とされています。逼迫する最終処分場、投機的原油市場の構造的高騰、資源循環型社会形成を背景として、静脈産業の前途は洋々たるものに見えますが、悪質な産廃業者を掃き清める改正「廃掃法」やリサイクル諸法案の整備により大手製鉄会社やセメント会社及び鉱山精錬会社は既存設備の有効活用や技術開発力、官僚機構への政治力を動員して環境産業の主役に躍り出ようとしています。


 従ってベンチャー企業の弊社が取るべき道は、大手企業が進出できない地域密着型の事業や参入障壁が高い特殊分野の事業に特化して、オンリーワン企業を目指すことであると考えております。

2.市場参加の基本思想と事業内容

  首都圏での廃棄物収集運搬という既存サービス事業から環境装置の開発・製造・販売・ 実用事業への展開を踏まえ、自己資本比率と資金調達の構造強化のために、グリーンシート株式公開を検討して参りたいと思います。


@株式公開の基本思想
  「釜石環境技術センターに於ける、資源循環事業と環境装置の開発・製造・販売事業を通じて、地球の自然環境を守り、地域の歴史文化を再興する。」

A事業内容
1.混合廃プラスチックの地域内エネルギー利用による、資源循環事業
2.木質バイオマス利用による、活性炭製造・再生事業と用途開発事業
3.ダイオキシン、 PCB 、石綿無害化の経済合理的処理装置の開発事業
4.分水嶺から沿岸に至る自然環境と生活環境の公害防止と流域浄化事業
5.歴史的文化財再建による、伝統技術の復興と地域生活基盤の再生事業

B事業の損益計算計画書 ( 単位:千円 )

 

品   目

17年度

18年度

19年度

20年度

 

売上高

既存集運事業

150,000

160,000

170,000

180,000

環境技術部

100,000

200,000

400,000

600,000

医療装置

90,000

500,000

1,000,000

2,000,000

FRP装置

 

100,000

1,000,000

2,000,000

再生油

 

30,000

30,000

30,000

炭化品・鉄屑

 

9,000

18,000

18,000

中間処理費

 

9,000

9,000

9,000

合    計

340,000

1,008,000

2,627,000

4,837,000

売上げ原価

既存事業

90,000

96,000

102,000

108,000

環境技術部

70,000

140,000

280,000

420,000

医療装置

45,000

250,000

500,000

1,000,000

FRP装置

 

50,000

500,000

1,000,000

再生油購入

 

3,000

3,000

3,000

炭化品・鉄屑

 

2,250

4,500

4,500

中間処理費

 

39,440

39,440

39,440

合    計

205,000

580,690

1,428,940

2,574,940

 

粗利益

135,000

427,310

1,198,060

2,262,060

一般管理費

100,000

300,000

900,000

1,800,000

 

営業利益

35,000

227,310

298,060

462,060

支払い利息

3,000

9,000

23,400

43,200

 

経常利益

32,000

118,310

274,660

418,860

   以上今後ともご指導、ご支援、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

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sen

地球 設立12周年の所感

 日本は自然が豊かで、国土の7割は森林。耕地面積に恵まれ、地下資源も石炭は豊富。なのに、自給率は木材と食糧 ( 飼料含む)は20%台、石炭は0%。近未来の、世界的人口爆発による食糧危機を前に、耕せる土地と緑の山は荒れ、高齢化し後継者不足の農林業は衰退と崩壊の危機にあるという。地方の駅前はシャッター通りとなり、自営業廃業と産業空洞化が続く中で、高校や大学を卒業した若者の1/3が職に就けない現実。都会の川端にいつの間にか増えてゆくダンボールハウスの列・・・?

 改革の名の下に外資へのバリアフリー化と弱肉強食ルール化を進めて、この先経済的、環境的な持続不可能に行き詰るよりも、我国は国土の特性を生かして、農業と再生可能エネルギー立国に転換するならば、世界の模範となる、環境と経済の両立した持続可能な国家となるのでは。

 都市に溢れる失業者や失家者を再生する過疎地営農政策の推進。地産地消による食の安全と市場創造。過剰供給ゼネコンのゾンビ企業は林業請負事業へ業態転換する。全国の学校、駅、公共施設等は政策的に地元産材を使用すれば地域建築群は地元に愛される文化施設になる。またデザインコンペで、想像力と創造力を活性化し、品質レベルも上げる。暖房は勿論優しい温かさの木質ペレットストーブやペレットボイラー。発電は燃料電池を含めて地域の自然エネルギーを活用して分散型で高効率な活用を行う。毎日発生する地域の廃棄物や排泄物は、肥飼料、エネルギー源として多面的に利用する。 100%自給可能な石炭は、危険な採鉱作業を日本の得意なロボット技術で克服して、ガス化や粉体技術と燃焼技術でエコ・エネルギー化する。可再生エネルギーの普及は、 原子力発電の廃棄コストとリスク及び石油の戦略的脆弱性に勝る比較優位性を可能とする。・・・  

  こうした仕組みは地域に産業と雇用を生み出し、失業対策の財政的負担を軽減する。また都市と農村を繋ぎ、人口と産業の一極集中から、地域分散する ことで、防災と国防上のリスクを最小限に制御する。また社会のIT化で、仮想現実と殺伐とした生活圏で痛むことの多い都市の子供達に、どの地域でも自然・農業体験ができる環境教育の場を準備する。

  子供達が生のいのちと自然に向き合い、人間が人知を超えた偉大な自然に生かされていることを教える。食事の前に「いただきます」と手を合わせるのは日々数多の生物の命を奪って生きざるを得ない人間の生き様を確認する儀式であること、幾多のいのちへの感謝の気持ちを教えてこそ、機能不全な教育の再生になるのではないだろうか?

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限りある地球の無限を願い
ムゲンシステム株式会社
釜石環境技術センター

〒026-0002
岩手県釜石市大平町4-1-11
Tel 0193-22-0333
Fax 0193-22-5110